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「痛みもなし、しこりもなし」でも要注意?健康診断で「要精査」が出たらすぐに受診すべき理由
◆ 健康診断の結果、もう確認されましたか?
皆さん、今年度の健康診断や人間ドックの結果はもう詳しく確認されましたか? 結果用紙の中に、「要精査」「要精密検査」あるいは「D判定・E判定」と書かれた用紙が入ったままになっている方はいらっしゃいませんか?
封筒を開けてその文字を見た瞬間、心臓がドキッとして、「見なかったことにしたい……」と封筒に戻してしまった方もいらっしゃるかもしれません。
◆ 「症状がないから大丈夫」という大きな誤解
「胸に痛みもないし、自分で触ってみてもしこりなんてないから大丈夫」
「仕事や家事で忙しいし、また時間ができたら行こう」
そう思って、受診を先延ばしにしてしまう方が実は少なくありません。 しかし、医師として声を大にしてお伝えしたいことがあります。それは、乳がんの初期は「痛みもしこりもない」ことがほとんどだということです。
特に、マンモグラフィ検査で指摘されることの多い「石灰化(せっかいか)」という所見があります。
これは、乳腺の中にカルシウムが沈着して砂粒のように写るものですが、ご自身で触っても全く分かりませんし、痛みもありません。
この石灰化には、「良性のもの」と「非常に早期の乳がんのサイン」の両方があります。
これがどちらなのか? 放っておいても良いものなのか、治療が必要なものなのか?
それを判断できるのは、ご自身の感覚ではなく、乳腺クリニックでの精密検査(二次検診)だけです。
◆ 「検診」と「精密検査」は何が違うの?
「検診で検査したのに、また撮るの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この2つは目的が大きく異なります。
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検診(スクリーニング): 異常があるかないかを、ざっくりと「ふるい分ける」ことが目的です。
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精密検査(二次検診): 指摘された場所を徹底的に調べ、「診断を確定させる」ことが目的です。
精密検査では、検診よりもさらに高解像度のマンモグラフィで患部を拡大して撮影したり、超音波(エコー)を使って別角度から詳しく観察したりします。 画像だけでは判断がつかない場合は、細い針を使って細胞を採る検査を行い、顕微鏡レベルでのチェックを行うこともあります。
◆ 医師もスタッフも全員女性。リラックスしてご来院ください
「検査が必要なのは分かるけれど、胸を見せるのはやっぱり恥ずかしい…」
「男性の先生だと、緊張して聞きたいことが聞けないかも…」
そのような不安をお持ちの方も、どうぞご安心ください。
当院は、診察を行う医師はもちろん、マンモグラフィを行う放射線技師、看護師まで、対応するスタッフは全員「女性」です。
乳房というデリケートな部分の悩みだからこそ、女性同士で共感できること、話しやすい雰囲気づくりを何より大切にしています。 検査中のちょっとした不安や、「こんなこと聞いてもいいのかな?」という疑問も、気兼ねなく私たちにお話しください。
◆ 不安なまま過ごすよりも、今のうちに「安心」を
結果を放置して数年後に受診するよりも、今のうちに「白黒はっきり」させておくこと。 それが、将来の時間も経済的負担も軽くさせるものになります。
「要精査」の結果を持って来院される方のなかには、検査の結果、「良性のう胞(水たまり)」や「乳腺症(ホルモンの影響)」などで、治療の必要がないケースも多くあります。
当院の医師が画像を詳しく解析し、「あなたに今、何が必要か」を的確に判断しますので、 お手元に「要精査」の結果用紙がある方は、ぜひ早めに当院までご予約ください。
WEB予約はこちらから
https://ssc11.doctorqube.com/hiro-breast/
電話での問い合わせはこちらにおかけください。
(072-683-3100)




